仏教講座スケジュール

●古い仏教のイメージから自由になりましょう。心の苦悩・現実の課題を越えてゆくことが、最も大事なこと。思い込みを捨てた時に、ブッダの教えの真髄がみえてきます。
●全国行脚、まもなくスタート! 講座、個人相談、法事など、ご希望者はご連絡下さい(クリック)
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よきGW連休を!

こんにちは、草薙龍瞬です。

(ひとりごと: ネパールの大地震、気になります。私も旅したことがあるので、
あの地の家屋の脆弱さ(土とブロックで固めた程度の、本当に質素な作り)は分かります。M7.8なんて、カトマンズの家々は簡単に崩れてしまったでしょう……。

一番よいのは、隣接するビハール州に仏教徒たちがいるので(あのナーランダも含めて)、彼らと一緒に現地に入って、活動すること。むろん今は難しいので、現地向けの寄付くらい。大きな組織だとムダも増えるのは現地での体験上わかっているので、使い方を特定している小さめのところがいいかと思ってます。)

さて、

●みなさんは、GWの連休はどうされるのでしょうね。私は「勤労&休日」という生活からかなり長い間遠ざかっているので、「わーい、連休だ」という感覚が分からなくなっています。また、一つの現場で「働く」という感覚も、遠くなっているかもしれません。

最近、望郷の念に近い思いとしてあるのは、「働きたい」という思いです(笑)。

名前を変えて派遣社員として働くとか、ボランティアスタッフとして勤めるとか(昔は、四国の福祉施設でボランティアをしてたこともあります。30才になりたての頃ですが)。

要は、ひとつの「はたらき」「役割」を果たしたいのです。

もちろん、お坊さんとしての働きは勤めさせてもらっているけど、やっぱり固定されてしまう。しかも戒律とかいろんな制約があるので、どうにも動きにくいところがあります。

わたしは、ひとつの役割に固まってしまって、アタマが固定してしまうこと、そして「わかったつもりになってしまう」ことに、かなり抵抗があります(もともとひねくれ者ですから笑)。

ちょっと違うはたらき、役割も果たしたいなあ、みんなと一緒に仕事できたらなあ、なんて思う気持ちも今ちょこっと出て来ています。

とはいえ、現実は、ひとりきりの修行みたいな毎日です(笑)。今年に入ってから、電話もかなり時間制限して、数時間のみ(仕事用に)オンにしているくらい。もちテレビもなし、メールチェックは外の公共スペースにて、という具合。静寂、沈黙というのを、今かなり大事にしてます。やはり、心見つめる時間というのは、とても大事。

ある人は、1日15分だけ、暗闇でロウソクの火を見つめるという時間を半年続けて、「心が入れ替わる」体験をしたのだそうです(ある本の話)。心をリセットするにはけっこういいみたいです。試してみては?

私のほうは、このGWは、新刊原稿のいよいよ総仕上げです! 頑張ります。

●けっきょく、人生は、ひとの役に立ってナンボですよね。自分の心のバランスを保つためでもあると感じています。私も、将来もっと自由に動けるように(ビハール、ネパールにもできれば長く滞在できるように)していくのが希望です。でも、そのためには、月に4度のカルチャーとか(これは今のところ動かせないTT)、原稿執筆とか、一見「自分寄り」の作業をせねばならない状況です。もちろんこれも、お役に立つことの一部ではあるのですが。

うけとることと、差し出すこととのバランスに気をつけないといけませんね。

そうそう、昨年一年の活動を振り返る時間が最近あったのですが、とにかくみなさんには多くの支え・助けをいただいているのだと、あらためて実感し、慎みを感じました。ほんとうにありがとうです。あまり御恩返しできていないような思いにもになりました……ありがとうございますです。

そういう思いもあってのことですが、この夏の<全国行脚>では、いろんな場所を回る予定です。特にみなさんには、ご近所や御縁者の方で、ちょっと困っていること、悩んでいること、あるいは単純に仏教について話を聞きたい人などにお声をかけておいていただければ嬉しく思います。純粋に、ひとが前を向くときの希望というか、喜びをたたえた表情を目の当たりにしたいです。それが一番うれしいこと。

今はそれくらいしか役に立てることがないので……よろしくお願いいたします。

●かつてのブッダの人柄を語った仏典を引用します(こんなふうになれたらいいな、という個人的な目標でもあります(笑))

「修行者ゴータマは、実に〈さあ来なさい〉〈よく来たね〉と語る人であり、親しみあることばを語り、喜びをもって接し、しかめ面をしないで、顔色はればれとし、自分のほうから先に話しかける人である。」長部経典 中村選集12巻

みなさん、よき連休を!



5月の無料相談会のおしらせ

こんにちは、草薙龍瞬です。

今年の桜は短かったですね。すぐに風に散ってしまって――。

日が強さを増して、急速に新緑が育ってきている印象です。

今、講座の準備で、西行の和歌をたどっています。あの松尾芭蕉って、西行の影響を受けて俳諧の旅に出たと一説にあります。種田山頭火にもつながっているらしい……

この夏の全国行脚では、できればいろんな場所をめぐって、いろんな人々と会って、自分なりの旅情と風流を堪能できたらと思います。(そのうち、あらためて告知いたしますね)

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●ゴールデンウィークは、坐禅会のみです。ブログでチェックしてご参加ください(最近は、トークの時間が増えつつありますので、仏教の学びとしてもご活用くださいね)

6月6日(土)午後に、新刊の内容も踏まえて「生活改善のアイデア集・仏教版」という、単体の講座を開きます。3時間たっぷりやるので、いろんなやりとりできると思います。興味ある方はいらしてください。

●さて、神楽坂での無料相談会を5月16日(土)に実施します。

今後定期的に開催していきますので、里からの案内をご希望される方は、メールにてご連絡下さい。必ずお名前を添えてくださいね。

テーマはなんでもかまいません。ご気軽にご利用ください。

もし周りになんらかのきっかけを求めている方がいらしたら、こういう場所があること、教えてあげてくださいね。

 
春の日差しに感謝しつつ

草薙龍瞬


















文章執筆の基本 「心で書く」

こんにちは、草薙龍瞬です。

4月11日(土)の無料相談会は、よきひとときでした。

おひとりずつ時間を共にすると、やっぱりその状況に合った実のある会話が生まれてきます。

お役に立てたかなという満足感もあるし、語らいの楽しさもあります。また実施しますので、ご活用くださいね。

●「本を書いている」という方から書き方についてのご質問があったので、それにちなんだ報告を。

私の場合は、パソコンで書き綴っていきます。で、定期的にプリントアウトして、赤字を書き込んでいきます(この手作業が私にはかなり大事です)。

書く順序としては、「誰に伝えるのか?」という相手を明確にイメージすること……これは、私自身にとっても課題なのですが(難しい)、たとえば講座のときや、手紙を書くときと同じように、相手を想定して、語りかけるように書いていきます。

それでもいつの間にか「独り言」になっていく傾向があるので(これは書き言葉には避けられない宿命かも)、「ですよね」「ではないでしょうか」といった問いかけを意識的に盛り込んでみたり、声に出して読んでみたりして、なるべく「通い合う」表現にしようと工夫してます。

そしてつねに「現実」から入ること――ひとが日常で悩むこと、考えていることを想像して、それを入口にしよう(そこから書き始めよう)と努力しています。

とはいえ、その努力が実っているとはまだまだ言えないとは思います。私もまた文章修業中です。

ただ、過去3冊(特に2冊目の『雑念本』まで)と較べると、やはり書き慣れてきている印象はあります。抽象的ではなく、具体的に。理屈に走るのではなく、感情や情緒も大切に――ということで、二年ぶりの仏教啓発書になるのですが、これまででベストの文章になりそうです。

KADOKAWAさんから7月出版予定です。


●書き方として何より大切にしているのは、「心で書く」こと。

道元の「典座教訓」のなかに、道元が宋で出会った典座(料理係)のセリフ――彼はこれ我に非ず――というのが出てきます。料理という修行は、代わりがきかない。自分自身でやってはじめて修行になる、という意味。

本を書くこと、文章をつむぐこともまたそうあるべきだと思う。読む側は、その著者自身の肉声だと思って、信頼して読むのだから。

だから、私は、どんなにしんどくても、ときにつたない言葉になっても、あくまで自らの心の底から出てくる言葉にこだわります。

つねに、人間が感じ、悩み、求めている心に触れて、また自分自身の苦悩をも振り返って、
本物の、心から発する、心に届く言葉というものを大事にしたい。

だから、一年に出せる本の数は少なくても、「草薙龍瞬の本にはホンモノの言葉がある」という信頼を持っていただけるようにしていきたいと思いマス。


●季刊誌のほうも、早く送って差し上げたいのだけど、遅れ気味です。メール通信を受け取っていない方々もたくさんおられるので、ほんとにすみませんです(たぶん私は脳幹が細すぎて、同時進行というのができないのです(@@))。

ともあれ、みなさんからのメール&おたよりは、いつも励みになります。ありがとうございます。

おたよりの一節:
「最近、今この瞬間に気づくことがこころを軽くして、三毒が減っていくということがこころと身体でわかるようになりました。
三毒にこころが支配されている状態は、無駄なエネルギーを使っているということですね。
自分が正しいという錯覚に固執するというか、執着することが如何に自分を苦しめているのかもわかってきました。
一歩一歩、ダンマの道に沿って精進してゆきたいと思っております。」

すばらしいですね^^。

みなさま、よき日々を。いつも〝励まし〟を祈念いたしております。

草薙龍瞬でした。